私たちの自然農法
無農薬、無化学肥料、 有機栽培での農法
私たちの栽培方法は、無農薬、無化学肥料、有機栽培で行います。この農法だと、土壌微生物と植物と人間と地球の間で、命の循環を実現できるからです。命の循環する土壌は、二酸化炭素を土壌隔離します。
土壌微生物の力が必要な植物
植物は、光合成することで二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。しかしミネラルがないと生きていけない。ミネラルを得るために土壌微生物の力が必要になる。そこで、光合成でできた炭水化物を根から土壌に放出し、土壌微生物を集める。集まってきた微生物たちはそれで生きることができる。そして、お返しにミネラルを植物に与える。「共生」という言葉は、植物と微生物の関係から生まれたのです。
ファームシャングリラ農法
「ファームシャングリラ」の農法とは、有機物を土壌にすき込み、農薬、化学肥料は一切使わず自然界の循環に近い土壌微生物が命を輝かせ、太陽の力を借りて出来上がる「土壌微生物との命の共生、命の循環型農法」なのです。実際、この農法で出来た野菜の検査をしたところ、市販の野菜の倍以上のビタミンC、B群を検出しております。
苦味・えぐ味の少ない無農薬野菜
土壌中の硝酸イオンは、肥料を与えることで増加します。それを野菜が吸収することで、野菜自体を傷つけてしまう可能性もあります。根から硝酸イオンを多く吸収しすぎることは、野菜の「苦味」や「えぐ味」につながります。また人にとって必要のないものであり、窒素肥料の過剰施肥は、地下水汚染などの環境負荷にも関連してきます。私たちの自然農法で育った無農薬野菜は、硝酸イオンの数値が低く、「苦味」や「えぐ味」の少ない美味しい野菜です。
安心・安全な美味しい無農薬野菜
シュウ酸はいわゆるアクの成分で、人体にとって栄養素というより老廃物です。特にシュウ酸を多く含むホウレンソウは注意が必要です。シュウ酸過多は尿路結石症を起こす要因となり、シュウ酸を多く含む食物として、葉菜類の野菜やお茶類などがあります。シュウ酸の摂取を減らすことの工夫として、ゆでることやカルシウムと一緒に摂取が推奨されています。私たちの自然農法で育った無農薬野菜は、シュウ酸が少なく、人体にとって、安心・安全な美味しい野菜です。
土壌微生物は人間にも効果を与える
土壌とのふれあいから抗炎症や免疫調節、ストレス耐性などの性質があるとの研究結果も出ており、今後は土壌からストレス軽減ワクチンの開発も進む方向であると言われています。そしてこれらの効果はすべて「微生物」のおかげなのです。
二酸化炭素を土壌隔離する土壌微生物
そして、この農法の一番驚くべき効果は、気候変動の原因である二酸化炭素を土壌隔離できるという研究結果も発表されているのです。地球温暖化の原因は、二酸化炭素が大気を覆ってしまい、地球全体が太陽で暖められ、気温を放出できずに、温室の中にいる状態になってしまっていることです。
世界のすべての農地が有機、自然農法などの「土壌微生物との命の共生、命の循環型農法」に変わることによって、世界中の毎年の二酸化炭素排出量の100%を土壌に隔離することができると言われています。命の循環する土壌は、二酸化炭素のスポンジとして機能するのです。作って身体が健康になり、食べて身体に良い、作れば作るだけ地球という生命体にも将来世代にも良い。これが私たちの自然農法です。